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日本映像翻訳アカデミー|発見!今週のキラリ☆日本映像翻訳アカデミー|お薦めの映画を紹介!今週の一本

『オーシャンズ サーティーン』 by 藤田 彩乃

こんにちは、藤田彩乃です。先週、休暇で訪れたアメリカで、一足お先に『オーシャンズ13』を見てきましたので、紹介します。

今回の舞台は、第1弾『オーシャンズ11』に引き続き、再びラスベガス。“オーシャンズ”の一員ルーベンが、冷酷なホテル王ウィリー・バンクに裏切られたショックで心筋梗塞に倒れてしまいます。仲間思いな“オーシャンズ”の仲間たちは、その復讐を果たすべく再び集結し、バンクのホテルに乗り込みます。

6月8〜10日の全米映画興行収入ランキングでは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』をおさえ、初登場首位に立った本作。最大の魅力は何と言っても俳優陣でしょう。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、アル・パチーノ…と主要キャストだけでも超豪華。素晴らしい役者の勢ぞろいです。「こんな豪華キャストをそろえて、出演者のギャラだけで総額いくらなんだ?」と思いきや、意外にも低予算。スティーブン・ソダーバーグ監督の人脈の広さと人柄の良さがなせるわざです。

前作『オーシャンズ12』では、強盗計画以外の描写が多く、正直ストーリーが分かりにくかったのですが、今回は盗みの一部始終にしっかり焦点が当たっていて『オーシャンズ11』のテイストとテンポが戻ってきています。やはりこの手のクライム・ムービーは余計なストーリーを混ぜ込まないほうがスッキリしていて面白いですね。随所に散りばめられたユーモアやギャグは必見。宿敵ベネディクトも参戦し、スリリングな展開も目が離せません。

ちなみに、アル・パチーノ演じるウィリー・バンクがオーナーの超高級ホテル“バンク”のテーマは、アジア。オープンセレモニー会場では宿泊客が酒で乾杯する中、力士が土俵入りします。最後のクレジットを見て気づいたのですが、その力士は曙と武蔵丸だった模様。やはり海外での日本文化への関心は高いようです。次回作があれば舞台は日本と噂されていますので期待しましょう。

日本公開は8月です。お楽しみに!


●『オーシャンズ サーティーン』
出演: ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アル・パチーノ ほか
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
製作年: 2007年
製作国: アメリカ